2018年04月05日
かしわ餅(4月の餅菓子)
こんにちは。菓子処たかぎのまさえです。
今月の餅菓子ですが、4月7日(土)より販売となります。
【かしわ餅】


よもぎの方は粒あんとなっており、小豆こしあんの2種類です。
各1個 ¥150(税込み)
『関東ではかしわ餅、関西でちまきが食べられる理由とは・・・』
端午の節句とちまきがセットで日本に伝来したのは平安時代で、この当時は
日本の中心が京(関西)にありました。そのため、中国の文化は最初に
関西地方で浸透し、受け継がれていくこととなります。
最初は端午の節句の食物としてちまきが定着していました。
ところが、江戸時代に入ると日本の中心は関東へと移り、武家文化が民衆の間で
広がるようになります。
当時は、武家を中心に端午の節句には、縁起の良いかしわ餅がこぞって
食べられていたため、将軍のおひざもとである江戸(関東圏)では、民衆の間で
端午の節句の食物としてかしわ餅が広がります。
一方で、関西では伝統を重んじる風潮があったため、その当時の
トレンドとなっていたかしわ餅ではなく、古くから端午の節句の食物として
定着していたちまきが好んで食べられていたそうです。
Posted by 菓子処 たかぎ at 16:15│Comments(0)
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