2020年04月04日
本日より販売です
こんにちは。富士市の和菓子店 菓子処たかぎのまさえです。
みなさんは関東ではかしわ餅、関西でちまきが食べられる理由をご存じですか?

みなさんは関東ではかしわ餅、関西でちまきが食べられる理由をご存じですか?
端午の節句とちまきがセットで日本に伝来したのは平安時代で、この当時は日本の中心が京(関西)にありました。
そのため、中国の文化は最初に関西地方で浸透し、受け継がれていくこととなります。
最初は端午の節句の食物としてちまきが定着していました。
ところが、江戸時代に入ると日本の中心は関東へと移り、武家文化が民衆の間で広がるようになります。
当時は、武家を中心に端午の節句には、縁起の良いかしわ餅がこぞって食べられていたため、将軍のおひざもとである江戸(関東圏)では、民衆の間で端午の節句の食物としてかしわ餅が広がります。
一方で、関西では伝統を重んじる風潮があったため、その当時のトレンドとなっていたかしわ餅ではなく、古くから端午の節句の食物として定着していたちまきが好んで食べられていたそうです。
当店では、本日(4日)よりかしわ餅の販売が始まりました。

よもぎの方は粒あんとなっており、こしあんと2種類の販売となります。
各1個 ¥150+税
ちまきもご用意しており、5本単位での販売となります。よろしくお願いいたします。
Posted by 菓子処 たかぎ at 16:04│Comments(0)
│季節のお菓子